きのことのであい
仲井 清


a  私は渓流釣りが好きで、友達と一緒に一年に三回位でかけます。早朝から午前中は釣り糸をたれ、午後は山に入り、山菜取りですごします。  今頃は残雪の下でカノシタが雪の溶けるのを待っていることでしょう。  8年前偶然マイタケを、3年前マツタケを見つけた時は、嬉しさで天にも昇る心地でした。その体験からいろいろ調べてみた結果をここに記します。


[マツタケ(マツタケ科)]  マツタケを探すには 500〜600m 位の低山で、赤松、黒松、又は、ツガの木がある尾根、あるいは西側の斜面で、下草の無い風通しのよい所を、5m位くだった所から上の方に向かって注意深く探してみる。


[マイタケ(サルノコシカケ科)]  ブナ、又はナラの小枝がところどころ枯れている木の根本をよく探します。味は美味で、踊り舞いたくなる程おいしいところから、マイタケと名付けられたと、牧野図鑑には書かれています。地元の人から聞いた話では、大雪が降った年はきのこの当たり年だそうです。

残雪の山の下なるコブシ花
                    勝 峰  



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