植菌勉強会

担当幹事:福島隆一、報告:高橋博
開催日:3月18日(日)    天候:晴れ(やや風強し)
開催場所:埼玉県立熊谷農業高校
参加者:41名

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a 午前九時過ぎに受付を開始。参加費は昼食代と保険代で計1000円(非会員の方は1500円)。まず福島先生から植菌するきのこ(シイタケ、ヒラタケ、シロヒラタケ、ナメコ)についてのお話があり、ドリルで移植孔を開ける間隔等、作業上の注意点が説明されました。
10時頃から作業開始。例年のように、シイタケは大人一人でやっとかつげるほどの太くて長い原木(主にコナラ)への孔開けとコマ打ち作業が主です。玉切りは前日から進められ、当日10時頃にはあらかた終わっていました。
ヒラタケやナメコの原木づくりもほぼ例年通りです。ヒラタケ用にポプラとヤナギ、ナメコ用にサクラが用意され、短く玉切りされた原木に種駒とオガクズ種菌を併用するサンドイッチ方式でつくられました。
作業でお腹がぺこぺこになったところで昼食。この日は、サポート役の熊農科学部の生徒たちが、学園祭の模擬店で使う鉄板焼きの屋台や綿菓子の製造機まで引っ張り出し、本格的なお好み焼きに、焼きそば、肉野菜炒め、目玉焼き、甘い綿菓子などを振る舞ってくれました。また、当会の女性陣によるきのこ汁、ハナビラタケのサラダの味も上々でした。辛党向けには缶ビールも用意され、ぽかぽか陽気の校庭でのんびりしたリッチな昼食が楽しめました。
今年は参加者がやや少なかったため、作業時間が例年より一時間ほど長引いて午後四時頃に後片づけが終了しました。最後は福島先生から仮伏せなど栽培過程についての注意事項が説明され、参加者めいめいは希望する原木を選んで車に積み、帰途につきました。なお、原木の頒布価格は、ヒラタケ、シロヒラタケ、ナメコが小300円、大500円、シイタケは一律800円でした。

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a [ミニ情報]
朝の説明会の会場で、原木にたかるナメクジ対策をどうするか?という質問があり、さまざまなアドバイスが出ました。
福島先生:「きのこはナメクジの大好物なんです。ナメクジにも少し分けてあげましょうよ」
塩津会長:「ナメクジは夜に這い出てくるので、その頃を見計らって一匹ずつ箸でつまんで排除するといいです。一度退治しておけばしばらくは出てきません」
会員のA氏:「あのー、ビールの飲み残しを皿に入れておくとナメクジが自然と集まってきますから、原木のそばに置いておくといいです」
この意見に会員のB氏も相槌:「ほんとにその通りです。ナメクジはビールが大好物で寄ってくるんだけど、酒にはめっぽう弱いようで、溺れるように死んじゃいます」
ナメクジが気になる方は「ビールで撃退」法を試されるといいかも。

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