宿泊観察会

担当報告:大久保 彦
開催日:10月13・14日(土・日)
集合場所:福島県大沼郡昭和村野尻新町、奥会津昭和温泉しらかば荘
観察地域:昭和村とその周辺の奥会津地方
世話人:大久保 彦、松村 祐二、藤野 英雄
参加者:52名

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a  今回は会津昭和村を選んで宿泊観察会を行いました。9月の下見の時は雨の中を登山したくらい雨も多く、キノコの種類も豊富でした。10月になってから埼玉でも降水量が少なくキノコ発生が少ないので、心配していましたが、会津も予想どおりでした。この紅葉の時期になるとキノコも見つけ難くなり、キノコ・シーズンの終わりが近いことを感じました。
採集地の昭和村では入山券が必要にもかかわらず、予想を上回る52名の参加と盛況でした。そのため、あおき荘も利用しての分宿になり、みなさんにご協力いただきました。
入山料について述べます。会津はいたるところテープが張ってあって入山禁止の看板があります。山に入る人が多くなり、地元としては止め山して保護したり、入山券を発行してその金で山の手入れをしています。入山券のしるしは自分の体に張り、もう一枚は車の前のフロントに置くそうです。これをしないと車がいたずらされるという噂が流され、監視も巡回しています。
宿泊、帰りの交通渋滞等を考慮すると、来年は十月上旬の金、土の曜日に実施できないだろうかと思いました。


確認種(同定カードに基づく) 54種
(順不同)アミタケ、シロヌメリイグチ、ハナイグチ、ハナビラニカワタケ、ノボリチュウタケ、タンポタケ、タケリタケ、ミミブサタケ、クサウラベニタケ、オウギタケ、ホテイシメジ、アイシメジ、カキシメジ、カラキシメジ、キシメジ、シモフリシメジ、シロシメジ、シロマツタケモドキ、ネズミシメジ、チシオタケ、スミゾメシメジ、ホンシメジ、シロホウライタケ、ナラタケ属の1種、ナラタケ、スギエダタケ、ムキタケ、コタマゴテングタケ、ベニテングタケ、オトメノカサ、ハダイロガサ、アケボノサクラシメジ、キヌメリガサ、ウスヒラタケ、ウスフジフウセンタケ、ナガエノスギタケ、カラハツタケ、ハツタケ、アカカバイロタケ、クリタケ、シロナメツムタケ、チャナメツムタケ、トキイロラッパタケ、ブナハリタケ、カノシタ、シロカノシタ、ヤマブシタケ、アオゾメタケ、アシグロタケ、カイガラタケ、シロカイメンタケ、スッポンタケ、ツチグリ、ホコリタケ。




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