野外勉強会「小川・少年自然の家周辺」
世話人・報告者:吉田考造
開催日:2002年9月28日(土) 天候:雨
観察地:小川・少年自然の家周辺
参加者:会員16名、一日会員1名


a  前日からの問い合わせと、朝から降り続ける雨の日で、参加者があるのかどうか心配であったが、集合時間の9時30分までには、上記の参加者を得て、ホッとした次第である。
 キノコ発生が少ないと予想されたが、さすが大勢の目である。下記のリストに示したように54種も確認された。鑑定(同定)は、大館一夫さんと柴田靖さんのお二人にお願いし、大館さんからは「秋のきのこよりは、まだ夏のきのこが多い」とか、また、柴田さんからは最近になって区別された「コトヒラシロテングタケ」などの解説を受けた。
 なお、今回の勉強会は新聞「赤旗」の記者も同行し、取材を受けたことを付記する。

確認種
○クロサイワイタケ科
チャコブタケ
○ノボリリュウタケ科
ノボリリュウタケ属の仲間(信州名:ヤマネノボリリュウ)
○イグチ科
ムラサキヤマドリタケ、チチアワタケ、ヤマドリタケモドキ、ニガイグチ属の仲間
○イッポンシメジ科
クサウラベニタケ、イッポンシメジ属の仲間
○キシメジ科
エノキタケ、カヤタケ属の仲間、アイシメジ、キツネタケ属の仲間、サマツモドキ、ダイダイガサ、ワタゲナラタケ(ヤワナラタケ)、ハリガネオチバタケ、モリノカレバタケ属の仲間1、同2、アマタケ、ワサビカレバタケ
○テングタケ科
アカハテングタケ(仮)、ガンタケ、キリンタケ、コテングタケモドキ、コトヒラシロテングタケ、シロオニタケ、シロテングタケ、タマゴタケ、テングタケダマシ
○ヌメリガサ科
アカヤマタケ、トガリツキミタケ、モリノハダイロガサ(仮)、ヌメリガサ属の仲間
○ハラタケ科
ワタカラカサタケ、ザラエノハラタケ
○ヒラタケ科
ウスヒラタケ
○フウセンタケ科
キショウゲンジ、ミドリスギタケ
○ベニタケ科
チチタケ属の仲間、ウズハツ、キチャハツ、ケショウハツ、ニオイコベニタケ
○モエギタケ科
ニガクリタケ、ナメシスギタケ(仮)
○ウロコタケ科
チャウロコタケ
○タコウキン科
カイガラタケ、カワラタケ、ツヤウチワタケ、ニクウチワタケ、ホウロクタケ
○ヒメツチグリ科
ヒメツチグリ属の仲間
○ホコリタケ科
ノウタケ、ホコリタケ



もどる