■ 59.5.6 第1回野外勉強会(上尾周辺の春のキノコ観察) | ||
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参加者 ト沢、小林、吉田、高和、藤野、福島 今年は冬の間の雪が異常に多く、春の訪れが大幅に遅れた。キノコの世界にも遅れが目立ったが4月の中頃になって急速に春めき、アミガサタケなどが見えはじめた。ソ連ではユキワリタケという名前が付いているキノコであるが、当を得た名称である。午前10時に宮原駅東口に集合、福島氏の案内で上尾市のYさん方の庭に生えているアミガサタケの観察を行う。過日、枯れ葉をかけておいたのが良かったのか10本程、みごとな姿を見せてくれた。皆で写真を撮り、標本をいただいた後、シメジモドキの観察のためAさん方のナシ畑に移動。10ヶ所位の所に株状のシメジモドキが見られた。梅ノ木に見られるものよりも多少小振りなのは生育環境の違いだけなのであろうか。帰りがけに25cmもあるアミヒラタケを奥さんが持ってきてくれたが、あまりの大きさに目を見はってしまった。その後、上尾南高校で昼食を食べ標本や写真をみる。ヤブツバキの花が落ちて山となっている下を注意深くさがすとツバキノガクチャワンタケが出ていたが、あまりにも小さなチャワンタケなのでほとんど目に付かないものでありましょう。 |