■ 月例観察会 |
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担当報告:吉田考造、坂本晴雄 | ||
開催日・天候:9月15(土) | ||
集合場所:比企郡小川町、県立少年自然の家駐車場 | ||
観察場所:自然の家管理地およびその周辺 | ||
世話人:吉田考造、坂本晴雄 | ||
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a | 9月に入り、残暑らしき残暑もなく涼しくなり、きのこ情報もチラホラ、もちろん食べられるきのこが出始めたよ、との声が聞こえ、これから楽しめるな、と期待していました。そんな気持ちでいたところへ、3年前の台風を彷彿させるような15号の来襲、そして台風一過とは言い難いような蒸し暑い、不順な天候が続く中で、この月例会が開催されました。ふたをあけてみれば、確かにきのこは多い。やっぱり、自然界の生き物は天候次第、雨次第。 今回は施設利用(きのこ調査による入山)許可を得て、金勝山頂上の本館付近の林でもたくさん採集できました。詳細は鑑定カードにをもとに作成した確認種一覧を参照してください。なお、鑑定はおもに、上原貞美、松井英幸の両氏があたり、特に上原さんからはブドウニガイグチとクリイロニガイブチの違いを、また、松井さんからは巨大ウスタケ状ベニタケ属の一種がヒポミケス菌に犯されたものであるなど、お二方からいくつかの興味ある話がありました。 確認種(同定カードに基づく) 78種 ヒポミケス属の1種、オオゴムタケ、ナガエノチャワンタケ、ヒイロチャワンタケ、ベニチャワンタケ、ニセキンカクアカビョウタケ、アラゲキクラゲ、クロハナビラニカワタケ、アカヤマドリ、コガネヤマドリ、キイロイグチ、クリイロイグチ、キニガイグチ、クリイロニガイグチ、ブドウニガイグチ、ホオベニシロアシイグチ、ミドリニガイグチ、オニイグチモドキ、ウラベニホテイシメジ、キイボカサタケ、クサウラベニタケ、コンイロイッポンシメジ、ソライロタケ、ナスコンイッポンシメジ、ユキラッパタケ、コノハシメジ、カレバキツネタケ、サマツモドキ、アシグロホウライタケ、ダイダイガサ、ヒロヒダタケ、オオホウライタケ、ハリガネオチバタケ、アカチャツエタケ、アマタケ、ヤグラタケ、テングタケ属の1種、オニテングタケ、カバイロツルタケ、コテングタケ、コテングタケモドキ、シロオニタケ、シロテングタケ、タマゴタケ、ドクツルタケ、フクロツルタケ、ヘビキノコモドキ、アカヤマタケ属の1種、カブラマツタケ、カラカサタケ、アカキツネガサ、ナカグロモリノカサ、オオキヌハダトマヤタケ、チャツムタケ、フウセンタケ属の1種、アイカシワギタケ近縁種、クロチチダマシ、チョウジチチタケ、ヒロハウスズミチチタケ、オキナクサハツ、ケショウハツ、シロハツ、ニセクロハツ、ヤブレベニタケ、ナメシスギタケ(仮称)、アンズタケ属の1種、ヒナアンズタケ、イボタケ属の1種、カレエダタケ属の1種、フサタケ属の1種、フサタケ、ハナホウキタケの近縁種1、ハナホウキタケの近縁種2、ホウキタケ属の1種、マンネンタケ、スッポンタケ、ヒメツチグリ属の1種、フクロツチガキ、ノウタケ |