■ 瑞牆山・金峰山宿泊野外観察会 |
開催日:2003年9月27日(土)〜28(日) |
集合・宿泊場所:増富ラジウム温泉「金泉閣」 観察エリア:瑞牆山・金峰山周辺 参加者:35名 天候:晴 世話人:大久保 彦、松村祐二、藤野英雄 報告:大久保 彦 |
瑞牆山
a | 台風の影響で前日まで雨がのこり天候を心配していましたが、当日は晴天で快適なドライブでした。須玉インター経由で増富ラジウム温泉につき、旅館側と打ち合わせをして、瑞牆山登山口から観察をはじめました。 カラマツシメジ等の写真を撮っていると地元の人が来て、冷夏のため発生が少なく一週間以上遅れていると言われてがっかりしました。それでも鑑定会では会員の頑張りにより、オオムラサキアンズタケをはじめとして90種余りのキノコが展示されました。鑑定は藤野氏、富田氏、大久保らが中心になって行ないました。 昨年の下見時は入山料をとらないとのことでしたが、直前の下見では団体で入山するので入山料を要求されたので支払うことになりました。 地下のクロスズメバチ?の巣を踏んだので、傍にいた仲間がハチに襲われて病院で治療をうけました。障害保険に加入していてよかったと思いました。もしスズメバチに刺されたら、アンモニアは全く効きませんので、すぐに水でよく洗い、一刻も早く病院に行く必要があります。万一、蕁麻疹、むくみ、頭痛、嘔吐などの全身症状が現れた場合は、アレルギー性のショック症状の疑いがあるそうです。 翌日、帰る途中で長野県佐久保健所主催のきのこ中毒防止展示会を見て感じたことは一般の人がきのこを持参して担当者に熱心聞いていたことで、さすが長野県でした。帰りは渋滞に巻き込まれて大変でした。 [確認種] イグチ科 ウツロベニハナイグチ、オオキノボリイグチ、キアミアシイグチ、キヒダタケ、シロヌメリイグチ、ヌメリイグチ、ハナイグチ、ハナガサイグチ、ベニハナイグチ、ヤマイグチ、イグチ属の1種 イボタケ科 カラスタケ ウラベニガサ科 ウラベニガサ ウロコタケ科 チャウロコタケ エゾハリタケ科 ブナハリタケ オウギタケ科 フサクギタケ キクラゲ科 ハナビラニカワタケ キシメジ科 アイシメジ、アカアザタケ、オオキツネタケ、オシロイシメジ、カキシメジ?、カバイロオオホウライタケ、カラマツシメジ、キサマツモドキ、クヌギタケ、サマツモドキ、ツエタケ、ネズミシメジ、ハイイロシメジ(?)、ヒロヒダタケ、ミネシメジ、ムキタケ、モリノカレバタケ、ワサビカレバタケ、アシグロタケ カラマツシメジ シロソウメンタケ科 スリコギタケ、ナギナタタケ ズキンタケ科 ズキンタケ スッポンタケ科 スツポンタケ 多孔菌科 アミヒラタケ、カワラタケ、カンバタケ、シロカイメンタケ、ツリガネタケ、ヒラフスベ テングタケ科 カバイロツルタケ、コタマゴテングタケ、コテングタケ、タマゴタケモドキ、ドクツルタケ、ヒメベニテングタケ ドクツルタケ幼菌 テングノメシガイ科 ヘラタケ チャワンタケ科 チャワンタケ属の1種(1)、チャワンタケ属の1種(2) ヌメリガサ科 オトメノカサ、ベニヤマタケ ヒトヨタケ科 ヒトヨタケ ヒポミケスキン科 タケリタケ、ヒポミケスキン属の1種 ヒメツチグリ科 フクロツチガキ ヒラタケ科 ウスヒラタケ フウセンタケ科 オオキヌハダトマヤタケ、キショウゲンジ、ムラサキアブラシメジモドキ、フウセンタケ属の1種 ベニタケ科 アイバシロハツ、アカハツ、アシボソチチタケ、イロガワリベニタケ、ウグイスチャチチタケ、キチチタケ、キハツタケ、クサハツ、クロチチタケ、クロハツ、シロハツ、チョウジチチタケ、ツチカブリ、ハイイロカラチチタケ、チチタケ属の1種 ホウキタケ科 ハナホウキタケ、ホウキタケ属の1種(1)、ホウキタケ属の1種(2) ホウキタケ属の1種 ホコリタケ科 ホコリタケ モエギタケ科 センボンイチメガサ、アカツムタケ、クリタケ、ツチスギタケ、ハナガサタケ ラッパタケ科 ウスタケ、オオムラサキアンズタケ オオムラサキアンズタケ 以上92種 |