集合場所:秩父郡皆野町・美の山公園
観察地区:
参加者:18名
世話人:富田 稔、大館一夫、籾山 清
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予報が悪かったせいか参加者が少なく、超ベテラン?会員と今年度の新入会員という顔ぶれになった。 配布資料の中に美の山公園の案内図を刷り込み、各自好きなように歩いて、キノコの標本を採集してもらった。幸い天候のほうは鑑定会中に降られたが、採集で歩き回っているうちは時折弱い雨にあっただけで、まずまずの天候だった。 鑑定は大舘さんと西田さんで行い、講評の中で大舘氏が「ヒダナシタケ目の科の検索表」について説明した。 昨年より週間遅い観察会だったが、アジサイの開花と同様、キノコの発生も昨年と比べて1週間程度遅れているようで、タマゴタケは1本しか出品されなかった。採集されたキノコの中で一番目を引いたのは50センチほどの長さの枝にびっしり生えたヒメシロタモギタケだった。なお、今年度入会された近藤さんが冬虫夏草を採集し、関西ではカメムシタケよりオサムシタケのほうが珍しいという話だった。 大舘さん、西田さん、籾山さんをはじめとする皆様の多大な協力のおかげで初めての代表世話人の役を果たすことができました。この場を借りてお礼申し上げます。 (報告 富田) 確認種 キシメジ科:ヒメシロタモギタケ、オリーブサカズキタケ、モリノカレバタケ、
テングタケ科:ツルタケ、タマゴタケ、コテングタケモドキ、ガンタケ ウラベニガサ科:ベニヒダタケ ハラタケ科:ザラエノハラタケ、チャヒメオニタケ ヒトヨタケ科:イタチタケ フウセンタケ科:オオキヌハダトマヤタケ、コバヤシアセタケ イッポンシメジ科:キイボカサタケ、シロイボカサタケ イグチ科:コガネヤマドリ、ニガイグチモドキ、オリーブニガイグチ、 オニイグチ科:ミヤマベニイグチ ベニタケ科:クロハツ、チギレハツタケ? ホウキタケ科:チャホウキタケ ウロコタケ科:チャウロコタケ 多孔菌科:ハチノスタケ、キアシグロタケ、ヒトクチタケ、ヒイロタケ、ホウロクタケ、クジラタケ、カワラタケ、チリメンタケ、ミダレアミタケ、スジウチワタケモドキ マンネンタケ科:マンネンタケ、コフキサルノコシカケ 腹菌類:コイヌノエフデ 子嚢菌類:アシボソノボリリュウ、クリイロチャワンタケ、カメムシタケ、オサムシタケ、オサムシタンポタケ 以上 54種類 |