あいにく、はっきりしない空模様だったが、参加者は50名と多数を数えた。
スバルラインは多くのきのこ採りで混み合いきのこの影も薄かったようだ。我々は別ルートからアタックしたが目的地へ行く林道が全て閉鎖されていて、とうとうたどり着けなかった。翌日の日曜日も雨模様で涼しさを通り越して、震えるほどの寒さであった。
しかし裾野のから松林でハナビラタケを観察することができた。
とはいえ富士山、多くの種に出会うことが出来た。
鑑定はわざわざ京都から駆けつけてくださった、福島副会長をはじめ西田さん、富田さん、藤野さんや私が担当した。
確 認 種
(ハラタケ類)
ヒラタケ科:ウスヒラタケ、アラゲカワキタケ、ニオイカワキタケ
キシメジ科:オオキツネタケ、オオキツネタケ、ホテイシメジ、ナラタケ、
アカアザタケ、モリノカレバタケ、
テングタケ科:ドクツルタケ、オオツルタケ、ベニテングタケの仲間、ミヤマタマゴタケ、タマゴタケ、クロコタマゴテングタケ?
ハラタケ科:ワタカラカサタケ?シワカラカサモドキ、ヒメオニタケ、チャヒメオニタケ
ヒトヨタケ科:ナヨタケ属
モエギタケ科:ハナガサタケ
フウセンタケ科:ショウゲンジ、ツバアブラシメジ、ムラサキフウセンタケ、ツバフウセンタケ、ササタケ?、
ササタケSP 撮影 富田 稔
イッポンシメジ科:キイボガサタケ、アカイボガサタケ
オウギタケ科:フサクギタケ
イグチ科:アミハナイグチ、カラマツベニハナイグチ、キノボリイグチ、ベニハナイグチ、ゴヨウイグチ、シロヌメリイグチ、ハナイグチ、チチアワタケ、ワタゲヌメリイグチ、コショウイグチ、ヤマドリタケモドキ、ドクヤマドリ、コガネヤマドリ、オオダイアシベニイグチ、バライロウラベニイロガワリ、アケボノアワタケ、ウラグロニガイグチ、ヤマイグチ
カラマツベニハナイグチ 撮影 富田 稔
ベニタケ科:クロハツモドキ、クサハツモドキ、イロガワリシロハツ、クサイロハツ、ニオイコベニタケ、ケショウハツ、チチタケ、カラマツチチタケ、ウスキチチタケ、ムラサキイロガワリハツ、キハツダケ、アカハツ
(ヒダナシタケ類)
アンズタケ科:ミキイロウスタケ
ホウキタケ科:コアラホウキタケの仲間、キホウキタケの仲間、ハナホウキタケ、ウスムラサキホウキタケ
ラッパタケ科:ウスタケ、フジウスタケ
ハナビラタケ科:ハナビラタケ
カノシタ科:カノシタ
イボタケ科:ニオイハリタケモドキ、ケロウジ
タコウキン科:アシグロタケ、マスタケ、カンバタケ、カイメンタケ、ツガサルノコシカケ
(腹菌類)
スッポンタケ科:マクキヌガサタケ
ホコリタケ科:ホコリタケの仲間
(キクラゲ類)
アカキクラゲ科:ニカワホウキタケ
ヒメキクラゲ科:ニカワハリタケ、ニカワジョウゴタケ
(子嚢菌類)
テングノメシガイ科:ヘラタケ
ヘラタケ 撮影 西田 誠之
ピロネマキン科:キンチャワンタケ
(以上102種)
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