シロオニタケモドキ 撮影 河野茂樹 ミヤマタマゴタケ・アルビノ 撮影 河野茂樹
この3枚は05年9月12日小川地区において上原が撮影したものです。 以下は大館氏によるメールでの回答です。 お訊ねの「コトヒラシロテングタケAmanita kotohiraensis Nagasawa & Mitani Sect. Lepidella」ですが、主な特徴は下記のようです。 子実体 : 中型で全体が白。 傘 : 条線なく、縁にフリンジあり。外被膜の残片はかさぶた状。 ヒダ : 幅狭く密で、色は淡クリーム色。 柄 : 中心生で上下同径または下方にややふとまり、上部に綿状の ツバがある。基部は球根状に膨らみ、外被膜の残片が数段環 状に並ぶ。 味・におい : 無味・塩素臭がある。 発生 : 雑木林の地上に発生。 上原さんの画像のきのこも本種と思われます。私もその一人です が、かつて「タマシロオニタケ」と考えられていたきのこの多くが本種 であったようです。ちなみに拙書「都会のキノコ図鑑」p75に掲載し てあります。 |