■川越地区周辺観察会
開催日:2012年6月24日(日)
集合場所:川越・水上公園
観察地区:川越周辺平地林(赤坂の森公園、下松原地区、水上公園周辺)
参加者:26名(会員25名、非会員1名)
世話人:大久保彦、西田誠之、(藤野英雄−欠席)
野草・樹木観察指導:吉永潔、宮井正彦
報告:西田誠之
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今年最初の観察会は、例年通り川越水上公園に集合、赤坂の森公園および下松原地区(川 越初雁高校周辺)、水上公園周辺の3カ所に分散して、観察収集を実施した。 例年心配する天気は、今年もまさに文字通り「天任せ、綱渡り」の状態だった。
梅雨入りから久しく穏やかな日々が続いていたものの、前週始めから突然大荒れの空模様となった。季節はずれの大型台風が列島を縦断するという最悪の事態、 予報通り関東にも19日(火)から20日(水)未明にかけて襲来、強風とともに大量の雨を見舞った。幸い速度の速い台風であった為各地の被害も少なく安堵 したものの、続いてまた週末に掛けて、再び九州から大雨になるという。念の為、再度水上公園の管理事務所に電話を掛けて、雨の際は事務所の脇のシェルター の下での集合や採集種の展示をお許し頂くよう、重ねてお願いした。有り難い事に、応対された職員の方は、細かく時間等確認され、快諾して下さった。かって 一度だけこの場所をお借りした事があるが、強雨の中、本当に有り難い思いをしたものである。こうなればもう雨は怖れることもない、傘を差してでも、きのこ の採集や観察は出来る。数日前、赤坂の森公園を下見したが、その時はまだ地面も乾き気味で、菌影も薄かった。むしろ「雨よ降れ降れ、出でよ、きのこ!」で ある。 しかし幸いな事に、実施当日は穏やかな曇り日で、次第に晴れ間も広がり、雨の心配は全くしないで済む絶好の観察日和となった。私は、早朝家を出、途中、赤 坂の森公園に立ち寄り、外周の林内で、コノハシメジやツチイロチチタケ等数種のきのこの撮影をした。公園内は施錠されていたが、予想通り、数日前よりは、 格段にきのこが多く出ていると確信した。
少し早すぎたかと思いつつ水上公園の管理事務所にご挨拶によると、すでに所長のU氏みずから、ご出勤されておられた。ご協力のお礼を述べて今日の予定を 告げて、また、ある約束を果たすことをお話しした。約束というのは、先日電話した際、事務所の女性職員のNさんから公園内の愛犬家が集まる場所にきのこが 多く生えていて、ワンちゃん達が食べてしまうことがあるそうで皆さんが心配している、とのこと、それで是非その場所のきのこを調べて欲しい、というもので あった。Nさんは我々が毎年一度この時期に、きのこの観察会を実施していることを覚えてくれていたのである。 当然のこととして、そのきのこを調べて報告することをお約束したが、それにしても、長年、本観察会時に水上公園を訪れているが、私はいつも駐車場に直行す るだけで、一度も公園内を歩いたことがなく、まして、園内にそんなにきのこが生えているとは、全く思い至らなかった。また犬達がきのこを食べているという 光景もあまり見た事がなく、そんなこともあるのか、というのが、正直な感想であった。Nさんはその時事務所におられなかったが、親切な所長さんがその場所 も説明してくださったので、そのお約束を果たすことを告げた次第である。
定刻には、参加予定の殆どの会員が参集された。
常連の皆さんを始め、新入会員の方や、体調を崩されて久しく欠席されていた方等、こもごもであったが、皆、「ようやくこの日が来た、今年はどんなきのこに 会えるだろうか、」という期待に溢れた表情であった。 藤野さんが所用で欠席されたので、大久保会員と私とで、世話役としての所定の手続きを済ませた。採集地は、例年通り、赤坂の森、下松原地区の2カ所に分散 した。福島会長の挨拶の後は、全ての連絡を最小限にして、すぐに目的地へ向かって貰う事とした。いつも車での移動の為、観察時間が短くなってしまうので、 今年は、帰参時間を自由にして、午後1時より鑑定開始ということのみを条件とした。中には、昼食など取らずに、観察に取り組みたい、という会員もいるので 配慮したつもりであった。
―水上公園内を歩いて−
全員が出発した後、先の公園事務所とのお約束を果たすべく、私一人のみ残って、公園内を歩いて見た。集合場所から大駐車場の縁を、境界の土手に向かって ゆくと、見事な桜並木が続いている。ジョギングコースが整備されていて、ランニングに勤しむ人や、愛犬や子供連れで散歩中の人に多く出会った。そんな中 を、きのこを求めて、下を向いて歩いているのは、私一人であったろう。
桜並木の下は寝ころびたいくらい気持ちの良い、芝や丈の短い草地となっているが、果たして、その中に、ぽつぽつときのこが生えていた。シバフタケ、イタ チタケ、ハタケキノコ等を確認した。土手に突き当たって右折すると、更に広々と気持ちのよい同じような桜並木と草地と散歩道がどこまでも続いている。やは り、ぽつぽつと草に紛れて小さなきのこが目に入る。やがて、かなりの老木の桜樹の下に、良く目立つきのこが群がって生えていた。幼菌から成菌まで数十本は あった。全体が灰白色で、大きなものは、傘の径10pを超えていた。それに比して柄は細目で中空、ヒダは上生、密。しかし種名は?というと考えても、容易 に思い至らない。キシメジ科のモリノカレバタケ属の仲間のようだが、それ以上は解らなかった。少なくとも頒布種ではない。
その後、更に桜並木を辿って、本公園のスウィートスポットである池の畔迄、歩いたが、さらにもう1種、大きな傘の目立つ群生種があった。こちらは、ヒダ の色(ピンク)からヒカゲウラベニタケの近縁種と判断したが、同じく一般種ではなかった。 (この2種は、この後の全員での鑑定でも、アカチャカレバタケ近縁種、ヒカゲウラベニタケ近縁種とされ、やはり正式な種名確定には至らなかった。)
この桜並木では、他に、イヌセンボンタケ、オオホウライタケ、モリノカレバタケ、ベニヒダタケ、ベッコウタケ、コガサタケの仲間等が生えていた。ワン ちゃんが囓っていたというのは、どれだろう、と思いつつ、戻ってゆくと、桜並木より一段上に、愛犬を遊ばせる場所があるのが目に入った。賑やかな声が響い ていて、愛犬と訪れた人達とともに、テニスコートのような囲い場(ドッグラン)の中に、多くの犬たちが走り回ったり、寝そべったりしている。
その回りをうろつくように徘徊するのは、おおいに気が引けたが、ひたすら地面を見つめてきのこを探してみると、アセタケ属等が目に入ってきた。すると思 いがけず、若い女性の方から「きのこの会の方ですか?」と声をかけられた。電話でお話しした事務所のN職員がその場におられ、私に気付いて下さったのであ る。お礼を述べて、これまで採集したきのこの概要を説明し、鑑定会にて名前を付けてあらためてご報告する旨、説明した。その時Nさんが持っておられたバケ ツの中に、きのこが入っていた。見ると少し黒みが強いが、キチャハツに近いきのこである。ワンちゃんが食べてしまう、というのは、この辺のきのこらしい。 「毒きのこでしょうか?」とNさんは心配そうである。「このきのこならば、辛みの強いきのこですから、多分ワンちゃんも途中で吐き出すかして、全部は食べ ていないでしょう、また毒性の強いきのこ等は本能的に見分けているかもしれませんし、仮に食べてしまったとしても、犬達は、人間等より遙かに耐毒性に対し ても優れているので、多分大丈夫でしょう、、、」 と言ってはみたものの、私にその確証があるわけではなく、ただ犬達がきのこを食べて中毒死した、という話を聞いたことがないので、感じたままに申し上げた に過ぎない。猛毒の種もあること故、愛犬家達が野生のきのこを警戒するのも無理からぬことかと思うが、しかし、きのこは食べさえしなければ害を及ぼす事は ないので、また、その自然界で果たしている、かけがえのない役割を知って頂ければ、ご理解頂けるのではないか、、、Nさんは、そんな私の話を、熱心に聞い ておられた。
その後、さらに「きのこが多く生えている」とNさんに教えて貰った辺りに行ってみると、コナラやシデの木があり、ニオイワチチタケや、チョウジチチタ ケ、カワリハツ、アセタケ属等、菌根性のきのこが生えていた。さらに土手を超えた先へも遊歩道が続いていた。その先は公園の敷地から外れるが、豊かな雑木 林が広がっていた。一寸覗いただけでも、カレバキツネタケ等が群生していたが、それ以上は踏み込むのを止めて、引き返すことにした。既に2時間近く徘徊し ていたからである。
公園内を歩いてみて、あらためて、良く整備された美しい公園であり、いつも訪れる人が絶えない訳が良く理解できた、またきのこの観察にも、十分対象とな る場所であると感じた。
―鑑定結果について―
正午過ぎに集合場所に戻って、しばらくすると、全員が、多くのきのこを採集され、まずまずという感想を漏らしながら帰ってこられた。
穏やかな木陰で、昼食を済ませた後、今回もかなりの時間をかけて、全員参加で鑑定にあたった。
結果、150種を超える採集種のうち、数種を残して殆どの種が同定された。
いつも人気のある、ヤマドリタケモドキやアカヤマドリ、ムラサキヤマドリタケ等が、今年も並べられた。しかし、昨年と比較すると、1週遅れの実施であっ たにもかかわらず、やや出遅れが目立つ種もあった。昨年大量発生していたフクロツルタケは、まだほんの蕾のような幼菌が見られたのみで、ガンタケも採集さ れなかった。同じく群生していたボタンイボタケも皆無だった。
昨年目立ったシロホウライタケ属の小菌(仮称種のスギカワタケやカミホウライタケ等)も見られなかった。コムラサキシメジもなく、正式な学名がついたコ ツブチャツムタケ等も例年より少なかったようだ。変わって、ベニタケ科のきのこが、多種に渡って発生していた。これらは、逆に季節が移っていた所為かも知 れない。
確認種の中で、特に話題になったのは、サザナミイグチ(or近縁種)とアカダマタケだった。共に本観察会では、初出の希少種である。
かって、「滋賀県以外では発見例がない」とされていたサザナミイグチ、それによく似たイグチが、この時期のごく短い期間に赤坂の森周辺に発生すること は、すでに会報24号で報告したが、この日も、そのイグチが1個体発見されていた。初めて目にする会員も多かったと思うが、その際だった特徴である管孔の 鮮黄色が実に鮮やかだった。アカダマタケもごく希にしか発生せず、発生してもなかなか見つけられないきのこである。こちらも赤坂の森での発見で、シラカシ にムクが混成する木立の根元に発生していたとのこと。(―共に、貴重な発見例でしたが、採取された方のコメントを、この日、紹介しなかったことを、お詫び します。―)
他には、ハラタケ科のカブラマツタケや、小菌ながら気品ある姿のクロヒメカラカサタケ等が印象的だった。また例年、ウコンクサハツやナタネハツ等の似た 種と紛らわしいウコンハツが、この日は、それらより多く採集されていた。クロハツ、クロハツモドキ、シロクロハツ等も揃って並べられた。
私が園内で採集した前述の種をはじめ、不明種や類似種も多く、鑑定には、かなりの時間を要した。
途中,先程、お会いしたNさんが来られて、またU所長も、わざわざ足を運ばれ、様子を見に来られた。お二人とも、沢山のきのこが並べられていることにま ず驚かれたようだ。園内に発生していたきのこを始め、ヤマドリタケモドキ、ムラサキヤマドリタケ等、美味なきのこについて紹介させて戴いた。特徴のあるニ オイを発するニオイワチチタケ等も、興味深く手にとっておられた。彼ら菌類が自然界で果たしている役割や、その重要性等についても紹介させて戴いたが、十 分な説明が出来なかったにも関わらず、熱心に耳を傾けて戴いた。
鑑定終了後は、福島会長と大館副会長が、総括の解説をされ、終わりに本観察会に初参加の緑川会員が感想を述べられた。「この時期にこんなに多くのきのこ が生えていることに、これまで気がつかなかったので、驚きもし嬉しい思いをした。」とのこと。今後の活躍を大いに期待したい。
散会後、福島会長と私と二人で、公園事務所に立ち寄り、再度U所長と管理職の方にお会いして、お礼を述べた。今年の会報を進呈して、しばしきのこ談義を しながら、歓談させて戴き、実り多き本観察会を終了した。
今回も無事に観察会を終えられたのも、いつも快く会場を提供してくださる水上公園の関係者の皆様のお陰であり、今回は、特にわざわざ鑑定場所まで足を運 んでくださったU所長はじめ応対戴いた幹部職員の皆様、また貴重な情報を提供してくださったNさんに、あらためて感謝の意をお伝えしたい。
ご協力、本当に有り難うございました。厚く御礼申し上げます。
身近な所に沢山のキノコがありました
日高市 緑川 孝雄
会員の皆さまこんにちは。 私は2011年10月に入会させて頂いた者です。
最初の参加は2011月9月25日〜26日に行われた群馬県武尊牧場周辺宿泊観察会でした。緊張しながら付いて行きました。登山では通り過ぎてしまうキ ノコを観察しながら歩きました。ツキヨダケ、家に持ち帰り部屋に入れて夜暗闇の中で観察、ほのかな緑色の輝きを見ることが出来ました。クリタケは味噌汁に 入れて食べてみました、美味しかったです。
2回目の参加は11月3日秋が瀬公園野外観察会 昼食時のきのこ汁は大変おいしかったです。参加者が多かったのですが、2杯目のおかわりをしてしまいま した。きのこの寿司は初めての御馳走でした。これまた大変美味しかったです。私の近所で採った、変わったきのこを持って参加しました。このキノコはスッポンタケ といい食用になるとのことでした。家に帰りスッポンタケを4本ほど採ってきて、次の日うどんの汁に入れて試食してみました。これまたなんとも言いえ ない味でした。
3回目の参加は3月17日植菌勉強会でした。植菌の方法を学習し植菌をしました。植菌した木を購入してきました。今、庭に遮光ネットを掛けています。キ ノコ菌が付着し、キノコが出るのを楽しみに待っているところです。
4回目の参加は総会でした。30年の歴史を感じさせられました。
5回目の参加は、今回の6月24日の野外観察会・野草と樹木の観察勉強会でした。川越水上公園の駐車場集合、あいさつの後、狭山赤坂・川越下松原の2班 に分かれました。私は赤坂公園に参加しました。赤坂公園参加者は3台の車に分乗し現地に向かいました。私達のグループは駐車場の南の方面を観察することに しました。そこは同行者の方が以前ヤマドリタケモドキを多量に採集したからです。観察まもなくヤマドリタケモドキを3本ほど見つかりました。その後ツエタケ等沢山のキ ノコを採集しました。公園内に広い道路ができ植林も行われて大変変わっているとのことでした。前回ヤマドリタケモドキを収穫した所は。確認することが出来ません でした。他のグループは昆虫の体からキノコが生えてくる冬虫夏草を丁寧に採取していました。話に聞いた冬虫夏草、初めて見ました。落ち葉が積まれ、小さい 樹木も茂り山野の荒廃を感じさせられました。荒廃した山にはキノコも育たないことを実感しました。水上公園に戻り各地から採集したキノコをブルーシートに 広げ名前の確認観察が行われました。身近な所にこんなに多くのキノコがあることに驚きました。ヤマドリタケモドキとツエタケを持ち帰り、カレーとみそ汁に入れて 賞味してみました。私の採ってきたキノコを妻はまだ口にしません。
確 認 種
(ハラタケ類)
ヒラタケ科
:マツオウジ
ヌメリガサ科
:トガリツキミタケ
キシメジ科
:ヤグラタケ、ウラムラサキ、オオキツネタケ、カレ バキツネタケ、 カヤタケ属、ムレオオイチョウタケ、アカチャツエタケ、アカチャカレバタケsp、モリノカレバタケ、ツエタケ、ヒロヒダタケ、オオホウライタケ、カバイロ ホウライタケ、シバフタケ、ハナオチバタケ、ヒメカバイロタケ、ダイダイガサ、 コノハシメジ
アカチャカレバタケsp
撮影 西田誠之
オオホウライタケ
撮影 西田誠之
テングタケ科
:ツルタケ、オオツルタケ、ドウシンタケ、キタマゴ タケ、 タマゴテングタケモドキ(アカハテングタケ)、ヘビキノコモドキ、キリンタケ、 フクロツルタケ
ヘビキノコモドキ 撮影 河野茂樹
フクロツルタケケ 撮影 河野茂樹
ウラベニガサ科
:ベニヒダタケ
ハラタケ科
:クロヒメカラカサタケ、カブラマツタケ
クロヒメカラカサタケ 撮影 西田誠之
カブラマツタケ 撮影 富田稔
ヒトヨタケ科
:キララタケ、コキララタケ、イヌセンボンタケ、イ タチタケ
オキナタケ科
:コガサタケ属 、ハタケキノコ
モエギタケ科
:ニガクリタケ、ヤケアトツムタケ、センボンイチメ ガサ
センボンイチメガサ 撮影 河野茂樹
フウセンタケ科
:コバヤシアセタケ、キヌハダトマヤタケ、シロニセ トマヤタケ、 カブラアセタケ、アセタケ属2種、アカヒダワカフサタケ、ミドリスギタケ、 コツブチャツムタケ
チャヒラタケ科
:クリゲノチャヒラタケ
イッポン シメジ科
:ヒ カゲウラベニタケsp、キイボカサタケ、シロイボカサタケ、クサウラベニタケ、シミイッポンシメジ
キイボカサタケ 撮影 西田誠之
シロイボカサタケ 撮影 河野茂樹
ヒダハタケ科
:イチョウタケ、サケバタケ
イグチ科
:クリイロイグチ、ヌメリイグチ、クロアザアワタ ケ、ヤマドリタケモドキ、ムラサキヤマドリタケ、アカヤマドリ、ミドリニガイグチ、 サザナミイグチ(or近縁種)、スミゾメヤマイグチ
ヤマドリタケモドキ 撮影 富田稔
ムラサキヤマドリタケ
撮影 河野茂樹
アカヤマドリ 撮影 河野茂樹
ヌメリイグチ 撮影 富田稔
サザナミイグチ(or近縁種)
撮影 富田稔
ベニタケ科
:
クロハツ、クロハツモドキ、シロクロハツ、オキナク サハツ、キチャハツ、キチャハツsp、カレバハツ、チギレハツタケ、カワリハツ、ニオイコベニタケ、ケショウハツ、ウコンハツ、アイタケ、フタイロベニタ ケ、ヒビワレシロハツ、ヤブレベニタケ(アカフチベニケ)、ケショウハツ、アイバシロハツ、ウコンクサハツ、ドヨウハツ(青木)、ツギハギハツ?、ベニタ ケ属数種、 ツチカブリ、ケシロハツ、アオゾメツチカブリ、チチタケ、ヒロハウスズミチチタケ、ヒロハシデチチタケ、クロチチダマシ、ツチイロチチタケ(池田)、チョ ウジチチタケ、ニオイワチチタケ
クロハツ 撮影 河野茂樹
キチャハツ 撮影 西田誠之
アイタケ 撮影 富田稔
ツチカブリ 撮影 河野茂樹
チョウジチチタケ 撮影 西田誠之
ニオイワチチタケ 撮影 西田誠之
(ヒダナシタケ類)
アンズタケ科
:ヒナアンズタケ
カレエダタケ科
:カレエダタケモドキ
コウヤクタケ科
:シロコメバタケ
ウロコタケ科
:チャウロコタケ
スエヒロタケ科
:スエヒロタケ
イボタケ科
:イボタケ属
タコウキン科
:ヤケイロタケ、ミダレアミタケ、ニッケイタケ、ニ クウスバタケ、 センベイタケ、カワラタケ、アラゲカワラタケ、ヒトクチタケ、ホウロクタケ、 チャミダレアミタケ、エゴノキタケ、チャカイガラタケ、サビハチノスタケ、カイガラタケ、ホウネンタケ、ツヤウチワタケ、ツヤウチワタケモドキ、アオゾメ タケ、 アミスギタケ、スジウチワタケモドキ、ヒイロタケ、ブドウタケ、ベッコウタケ、 クジラタケ、チリメンタケ、ウズラタケ、オシロイタケ、ダイダイタケ
ニッケイタケ 撮影 河野茂樹
サビハチノスタケ(表)撮影 富田稔
サビハチノスタケ(裏)撮影 富田稔
ヒイロタケ 撮影 河野茂樹
ベッコウタケ 撮影 西田誠之
タバコウロコタケ科
:ネンドタケ、ネンドタケモドキ
(腹菌類)
ツチグリ科
:ツチグリ
ニセショウロ科
:ヒメカタショウロ
ホコリタケ科
:ノウタケ、ホコリタケ
メラノガステル科
:アカダマタケ
ヒメカタショウロ 撮影 富田稔
アカダマタケ 撮影 大久保彦
(キクラゲ類)
シロキクラゲ科
:シロキクラゲ、ロウタケ
キクラゲ科
:キクラゲ、アラゲキクラゲ
(子嚢菌類)
ノボリリュウタケ科
:クラガタノボリリュウタケ
チャワンタケ科
:チャワンタケの仲間
セイヨウショウロ科
:クルミタケ属(ヒドノトリアsp)
バッカクキン科
:オサムシタケ
オサムシタケ 撮影 大久保彦
クロサイワイタケ科
:クロコブタケ
上記他―子嚢菌 2種
(以上150種)
変形菌類
:クダホコリ
追伸
(なお、今回の観察会の反省点として以下の2点を附記します 鑑定に時間を要した為とはいえ、アカダマタケやサザナミイグチ等貴重種を採集された方のコメントをはじめ、多くの参加者の感想を紹介出来なかったこと、 および今年も、樹木等の植物観察や解説を、吉永、宮井、両会員にお願いしてあったにも関わらず、十分な時間がとれなかったこと。 下松原地区では、宮井会員が立派な資料を配付され、また赤坂の森では、土壌の話を含めて有意義な話を吉永会員が用意されていたが、いずれもその内容に適う 時間が用意されておらず、その意思に報いられなかった。(来年からは、はっきりとこのやり方を変えなければならない、と痛感しています。)
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