■ 野外観察会 開催日:2012年11月4日(祝) 集合場所:秋ヶ瀬公園・三ツ池駐車場 観察地区:秋ヶ瀬公園周辺 参加者:会員48名(うち一日会員21名) 世話人:塩津 晋、福島 隆一、葛西 俊明 野沢 潔 写真撮影:河野 茂樹 報告:野沢 潔 |
前会長挨拶 |
事前説明 鑑定大舘氏 鑑定西田氏
鑑定風景 きのこ汁 盛り付け
関西地方は木枯らし一号が吹いたとのことでしたが、関東地方は昨夜来の雨天。観察会当日の雨天は久方ぶりだったので、どうするのか危ぶんでいたのだが、現地に向かう車中では小降りになってきて、ややもすると止んだように見え同乗者と「だいじょうぶだなぁ」などと安心もしていた。 集合場所にはやや早めに到着した。一日会員の方をバス停まで迎えに行った。鑑定、鍋会場にどうかと橋の下を見回って、再び集合場所に戻ってくると、もう既に何台かの車が到着していて懐かしい顔が散見された。 いつもの鑑定会場はどうだろうかと下見したがぬかるんでいる様子だった。愈々集合時刻になる頃は薄日が差し、しばらくするとまた小雨になるという不安定な空模様の一日となった。 集合して、二年ぶりとなる塩津氏の挨拶、事務局よりの連絡の後、小雨の中を皆さん観察に出かけた。 鑑定会場もいつものところで強行し、福島会長による「きのこ汁」をセッティングし終わる頃にまた強めの降りとなり、全て濡れてしまった。 お手伝いいただいたか会員諸氏にお礼を申し上げる。 今年は降水量が多かったのか、例年のように<かたいきのこ>・腐生菌ばかりということも無く<やわらかいきのこ>・菌根菌も散見された。中でも大きなノウタケやヌメリスギタケモドキの大株が目を惹いた。イグチ科、ベニタケ科がこの時期観察できた事と共にヒラタケ、エノキタケ等冬型のきのこも顔を出してくれた。 大舘氏は<柔らかいきのこ>西田氏は<かたいきのこ>福島氏は<総括>をそれぞれ解説していただいた。そのうち大館氏の「きのこの匂いに敏感に、それには食生活を豊かにしてください」との話には少々耳の痛い私でした。 キノコ汁のレシピ
②
日本酒、だし汁を入れて、キノコの半分を順次入れ、沸騰するまで煮る。 ③
1,2の作業を3回繰り返し、順次70?のずん胴釜に移す。 ④
だし汁、日本酒、ベビーホタテ、を入れつゆの素で味を調える。 ⑤
更に、味噌を加え味の微調整をする。だしが十分効いているので、薄味にする。 ⑥
現場で、生キノコを追加するので、最後は醤油で味を整える ハナビラタケの鮨レシピ 酢飯(米1升に対して米酢300ml、砂糖60g、塩15g) シャリ球詰め機(5個)を使うと便利。1升で100個位出来ます。 シャリ球に山海ぶしを塗り、ワサビを適宜付けます。 ハナビラタケは30秒程湯がき、冷水に晒し、水切してから使います。 あっさりの寿司をお好みの人は、水切りしたハナビラタケをそのまま乗せます。 濃厚な味を好みの方は、甘酢に漬け込んだハナビラタケを乗せて食べるのも良いと思います。 ハナビラタケの甘酢漬けレシピ ハナビラタケ24パック 1,2kg(湯通しをする) 砂糖72g 塩6g かつおだし(顆粒タイプ)6g 酢200g この甘酢液を煮沸し酢を少し飛ばしてから一晩漬け込む。 園内確認種 ハラタケ類 ヒラタケ科: ヒラタケ、スエヒロタケ ウロコタケ科: アラゲウロコタケ、チャウロコタケ、カミウロコタケ ニセショウロ科: ヒメカタショウロ |