きのこ発表・勉強会
開催日 2022年 12月 04日
集合場所 上尾コミュニティーセンター
参加者 16名
実施時刻 10:00~15:00
世話人 栗原晴夫(代表)富田稔(受付)藤野英雄(報告)福島隆一、沼田文尚(機材)
a | ハナビラタケについて キツネノヤリタケ 勉強会の様子 小さなきのこたち
1. 齋藤幸子氏より、野生のきのこ料理について、レシピの紹介がありました。
2、 大館一夫氏より、公園で見つけた小さなきのこについて。 余りキノコについて、私みたいに食品としての対象物としか捉えていない人とっては、新しい知見にとても惹かれました。 冬の公園、あるいは、野山を散策する時、どうしても目立つ、サザンカ、福寿草、ロウバイなどに目が行ってしまい、ふと、足元にある名も知らぬ、小さなきのこたち、図鑑にも載っていないような、子嚢菌(モクレンキンカクチャワンタケ)、ビョウタケ目(キツネノワン)、ボタンタケ目(ベニアワツブタケ)などについて知ることにより、より散歩等が、楽しくなるのではと思いつつ聞き入りました。
3、近藤芳明氏より、いろんなきのこたちについて、ソライロタケ、シロ、アカ、キ、イボカサタケの3種、コンイロ、、キイロ、イッポンシメジ等綺麗なイッポンシメジ属、冬虫夏草菌類のホソエノコベニムビタケ、サナギタケ、クチキフサノミタケ、キマワリアラゲツトムタケ、タンポタケモドキ、 地下性菌類のシマショウロの一種、 キチャセイヨウショウロ、ツチダンゴの一種、コウボウフデ等についてお話がありました。
4、福島隆一会長より、長年取り組んできたハナビラタケの最近話題の遺伝子解析による種の判定についてのお話でした。
5、栗原晴夫氏より、カエンタケは本当に触るだけできけんなキノコなのか?について、 動機、発生の確認、自身の皮膚刺激試験の結果などをプロジェクターの映像を通して発表しました。私にはなかなかできない事なのでたいへん勉強になりました。
6、村田紀彦氏より、2022年の絶滅危惧種の調査で見られたきのこについてのお話でした。
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